ルークさんのセミナーで自分の写真に取り入れてみようと思ったこと、「飛行機は小さくていい」。
ドーン!と画角全体に飛行機がいる写真もいい。そんな写真が好き。でもやっぱり「景色の中に飛行機がいる写真」もいい。前日の曇り空から一転、夏日になろうとしている真っ最中の絶妙な雲をメインに据えてみる。
高い雲と低い雲が作る白い空。雲が作る複雑でやわらかい画に力強く、低い軌跡で上昇する4発機。
何かこの構図が気に入っちゃって、調子に乗って撮りまくる。
雲に突っ込まないように、薄い雲の向こう側に青く透ける空を目指して飛んで行くジャンボ、に見えるでしょ。
雲がいい感じに薄く、後ろの青空はいい感じに濃く。
もはや雲は固まりではなく薄い膜の如く。何とも言えない模様を描く。
さて雲に突っ込むよ。気にするな、あんな雲すぐ抜けるからガンガン行ってしまえ。
空の大半を占めるのは青空。今となっては雲はマイノリティ。空が高い。
ここで気づく。雲の上に飛行機を重ねるか、青空に重ねるか。雲はどれくらい枠に入れるか。画のどこに雲を入れるか、どこを空で抜くか。
自分の力では切り抜ききれなかったけど、この空は飛行機が無くてもステキだと思える空でした。それでも大好きなANAをワンポイントに入れて。
飛行機の進行方向、これから飛んで行くところを大きくあけて、空と雲をメインにするこの構図、もうダメ、はまっちゃいました。飛行機をどれくらいの大きさで、空と雲の中に置くか。雲と飛行機、青空と飛行機、雲と青空、何をどこにどうやって置くか。
飛行機は横を向いているより、若干後ろを向いていた方が自分には好みかも。上の写真で言えば、オーストリアよりブリティッシュ。
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